HTTP2.0 draft03が公開されました + その他

HTTP2.0 draft03

5月29日にHTTP2.0のdraft03が公開されました。
4月3日に公開されたdraft02より何点か変更が加わっています。

  • HEADERSフレームのフラグに、「CONTINUES」を追加。情報が継続することを示す
  • "セッション"を"コネクション"に変更(クッキーのようなステートフルの概念と混同を避ける)
  • 用語から"message"の削除、"peer"の追加
  • NPNからALPNへの変更
  • PINGフレームのストリームIDを0とする。それ以外はエラー。
  • 「Header Blocks」の項目追加(URL)
  • Server Authority and Same-Origin(URL) (HTTPとHTTPSの時で扱いが変わる?)
  • Editorial changes
  • その他Clarifyingとか細かいの色々


上記のような変更が行われた。その他詳しくはGitHubのコミットログを見頂ければなと思います(URL)

ヘッダ圧縮

Implementation Draftのためにはヘッダ圧縮の仕組みを考える必要があるとしていた。
現在は、ヘッダ圧縮の仕様は別のリポジトリ(URL)で編集されています。
その仕様自体はHeaderDiff(URL)が元になっているが、既に何点か変更が加わっているようです。


HTTPbis Interim Meeting Agenda

6月13,14日にサンフランシスコで行われるInterim Meetingのアジェンダが公開されました(URL)

多くの議論すべきIssueのリストが上げられているが、主な焦点は最初のImplementation Draftを公開するために何が必要であるかに集中することになっている。

その他

Google Summer of Code

Google Summer of Codeの審査通過Projectが公開されましたが、「HTTP/2 prototype server implementation(URL)」というプロジェクトがあります。楽しみです。

ひとこと

最近、「ブログ読んでます」と言って頂けたりして嬉しい半面、プレッシャーも感じてます。
英語が苦手で追いきれてなかったり、理解しきれてない部分が非常に多いですが、もっと質をあげられるようにがんばります。