mod_pagespeedを用いたSPDYにおけるページ最適化

現在無料で読める「High Performance Browser Networking」(URL)の13章に「Optimizing for HTTP 2.0」という項があります。


そこでHTTP1.xにおけるWebページの最適化が逆効果になる事が述べられている。
例えば以下の様な最適化が挙げられる

  • ドメイン・シャーディング
  • CSS スプライト
  • インライン化


しかし、HTTP1.xかSPDY(もしくはHTTP2.0)を判別してアプリケーション側の出力を変えるのは煩わしそうです。


そこで、「High Performance Browser Networking」ではmod_pagespeedを使う方法を説明しています。


簡単にspdyと非spdyで動的に設定を変更できるようです。

<ModPagespeedIf spdy>
  ModPagespeedDisableFilters combine_css
</ModPagespeedIf>

<ModPagespeedIf !spdy>
  ModPagespeedEnableFilters combine_css
</ModPagespeedIf>

便利ですね!!


しかし、どの項目を有効にするかといった具体的な最適化は検討する必要がありそうです...

とりあえず「Minimize round-trip times(URL)」の項目でしょうか...