ギガの減り方など、ユーザのデータプランを考慮して最適化するGoogleサービス

モバイル通信事業者が、ユーザのギガの残量やデータプランなどをGoogleと共有する、「Mobile Data Plan Sharing API」というものがあるらしい。

モバイル通信事業者に提供されているAPIであり、おそらく一般サービス運営者は利用することは出来ない。

GoogleではこのAPIを通してユーザのデータプランを共有し、様々な最適化を行っているようである。

  • ユーザのデータ通信残量を考慮して通信の最適化を行う
  • 通信のオフピークに通信を行う

この連携を行うために、モバイル通信事業者が、DPAと呼ばれるデータプランをGoogleのサーバと共有するサービスや、PlanGloupIDを生成するPGID Endpointと呼ばれる機能を実装する必要がある。

すでに、インドの3通信事業者とYoutubeで非ピーク時にデータ通信をさせる実験済みらしい(Web5Gの文章より)。(YoutubeのSmart Offline

もちろん、サービスやクライアントがどのように最適するかは実装依存である

Mobile Data Plan Sharing API

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共有されるデータは、下記のようなデータで
byteBalanceとしてデータ通信残量や、その他データプランのカテゴリが共有される。

もちろん例の他にも、時間制限の場合は時間残量、最高トラフィック量や、制限を超えた場合のポリシーなどが共有される。
詳しくはレファレンスに記載されている。

{
  "planGroupId": "abcdef",
  "planGroup": {
    "dataPlans": [
      {
        "planName": "ACME Red",
        "planId": "turbulent1",
        "expirationTime": "2020-02-03T04:05:06Z",
        "planModules": [
          {
            "byteBalance": {
              "quotaBytes": "1000000000",
              "remainingBytes": "9876543210"
            },
            "trafficCategories": [
              "GENERIC"
            ],
            "expirationTime": "2020-02-03T04:05:06Z"
          }
        ]
      }
    ],
    "responseStaleTime": "2018-03-04T05:06:07Z"
  }
}

その他

正直自分でためせなさそうだし、資料も多くないので、、、
詳しい人がいたら教えてほしい。