IETF116 Yokohamaをもっと楽しむために (その1) ~参加申し込み~

IETFではインターネットで使用されているプロトコルの標準化を行っています。TCPやHTTPの仕様がRFCという文書として公開されているのをご存知の方も多いでしょう。

そのIETFは、年3回オフラインのミーティングを実施しており、次回(2023年3月25日~) の開催地は横浜(Yokohama)となっております。

前回日本で開催されたのは2015年ですので、8年ぶりということになります。プロトコルの標準化の会議を実際に見る貴重な機会になるかとおもいますので、これを機会に参加しようと思われる方もいるでしょう。

そんな方のために、よりIETFを楽しむための幾つか記事を書いていこうかと思います。

  • 1.「参加申し込み」
  • 2.「予習/事前の議論のキャッチアップ」
  • 3.「WG紹介, ホットトピック紹介」
  • 4.「当日の流れ/会議の流れ」

特にIETFのミーティングは、メーリングリストや前回の会議の続きでディスカッションされることが多いですし、Draftの細部のディスカッションが多いため個人的には予習していったほうが良いかと思います。

何はともあれ、まずは参加申込みが必要です。今回は参加申し込みについて書いていきます。

その他ご質問あればお気軽にどうぞー

申込み

IETF 116の申込みは https://registration.ietf.org/116/ からすでに行うことが出来ます

2月6日までは Earliy Bird期間であり、お安く申し込みすることが出来ます(Week Passで700$)。期限が過ぎても割高ではありますが3月13日まで参加申し込みは出来ます。

IETFは1週間かけて行われ、チケットによって参加形態が異なります。

  • Week Pass: 1週間の参加券
  • One Day Pass: 1日参加券
  • Studnet Pass: 学生用参加券
  • Hackathon: 土日行われるハッカソン
申込みフォームの入力

申込みフォームについては、英語ですが悩むところは無いと思います。まずは、IETF用アカウントを作成して、個人情報の入力が必要です。

  • "T-shirt"
    • 現地で貰えるTシャツです。サイズを申告しとくと良いでしょう。
  • "How many IETF meetings have you attended?"
    • 初参加の場合は"this is my first"を選択すると良いでしょう。名札にNew Commerシールが付いてきます。これがあるとNew Comer限定の懇親会/ディナー会に参加できます。WGチェアなどとも話せる貴重な機会だと思います。
  • attendees mailing list
    • 参加者向けのメーリングリストに登録されます。アジェンダ情報のアップデート、海外の方向けの旅行情報、遺失物の連絡などのやりとりがされます。また、全体懇親会 Social Event(有料) のチケット情報などが流れます。
  • Policies
    • IETFの参加ポリシーになります。目を通していただくことになりますが... 特に大きく気をつけることはないかと思います

なお、支払いは基本的にはクレジットカードかPaypalとなってます。支払いが完了するとレシートが発行されます。

ハッカソン

IETF期間中(土日)にハッカソンが開催されます。参加には無料の申込みが必要です
(Week Passを購入しててもHackathon申込みをしてないと開催部屋に入れてくれません)

雰囲気としては、こんな感じで有志で集まってプロトコルの開発をしたりします。

(画像引用: https://www.ietf.org/blog/ietf114-hackathon/)

参考までに前回のIETF115の資料はここらへんです

社会人向け

イベント参加フローが各社あると思いますので、それに準じて進める必要があります。

  • 参加の社内申請 (参加目的の説明 + 予算確保)
  • 参加費用 (+ 遠方の方は旅費) の稟議
    • 初参加者ディナー、全体懇親会は有料ですので、必要があれば合わせて費用申請する。
  • 開催後にレポートの作成

参加については、ハッカソンに参加しない場合は月曜からで問題ないと思います。また、金曜はお昼でセッションが終わるので夕方の時間で移動は可能かと思います。

つづき

その2はこちら
asnokaze.hatenablog.com