2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧

Mixed ContentのブロックされたURIをレポートさせる仕様追加

w3c

Mixed Content Mixed Contentと言う仕様により、httpsで提供しているページの中でhttpで提供するリソース(script等)があるとそのリソースはブロックされます。 このMixed Contentには、Content Security Policyのblock-all-mixed-contentディレクティブも定…

RFC8246 Cache-Control: immutableについて

追記 20170915 RFC8246として標準化されました こちらの記事で紹介されている、"Cache-Control: immutable"について試してみる https://bitsup.blogspot.jp/2016/05/cache-control-immutable.html?m=1 Cache-Control: immutable 基本的にブラウザは、画像な…

CloudFlareのNGINX HTTP/2 + SPDY両対応するパッチを試す

CloudFlareから、「Open sourcing our NGINX HTTP/2 + SPDY code」という記事にて、NginxをHTTP2とSPDYに両方に対応するパッチが公開されました。 NginxはHTTP2対応に伴い、SPDYのコードは削除されました。しかし、一部古いブラウザはSPDYまでしか対応してな…

TLS1.3のgo実装 Mintを触ってみる

TLS

関連記事 20160607 FirefoxのTLS1.3対応が来たので通信させてみました 「Firefox Nightly がTLS1.3対応したので試す」 TLS1.3 TLS1.3は、TLS1.2より様々な改善が行なわれています。 個人的には、大きな所で ハンドシェイクのRTT削減 セキュリティーの改善。…

ブラウザのクレデンシャル管理と連携するCredential Managementを試す

w3c

Credential Management クレデンシャル管理機能と連携するためのAPI仕様「Credential Management」がW3Cで議論されています。 https://www.w3.org/TR/credential-management/ ブラウザは、Webサイトにログインするためのユーザ名・パスワードといった資格情…

HTTP/2における証明書に基づいたリアクティブなクライアント認証 その2

20190311追記 最新仕様である、Secondary Certificate Authentication in HTTP/2の解説記事を書きました asnokaze.hatenablog.com この記事は Secondary Certificate Authentication in HTTP/2 という仕様にマージされました 「HTTP/2における証明書に基づい…