サポートしてないwell-known URIs に対するステータスコードを確認する提案仕様

Webの仕様ではWell-know URIとして特別なPathを指定するものがあります。

例えば、現在議論が進められている「A Well-Known URL for Changing Passwords」では .well-known/change-password をパスワード変更用のページにリダイレクトする特別なパスとして定義しています。

実際にtwitterFacebookではすでに対応しています

サポートしていないwell-known URIs に対するリクエストには200番台以外のステータスコードを返さなければなりません。しかし、実際にはリソースが存在しないのに200番台のレスポンスを返すサーバがいるようです。


そのために 200番台を絶対に返さない well-known URIs を定義し、そういったサーバを検出できるようにするのが「Detecting the reliability of HTTP status codes」です

Detecting the reliability of HTTP status codes

後述の通り、「Detecting the reliability of HTTP status codes」では必ず200番台のレスポンスを返さないwell-known URIsを定義します。

具体的には下記のとおりです

.well-known/resource-that-should-not-exist-whose-status-code-should-not-be-200

このパスに対してリクエストを送ることで、サーバが返すステータスコードの信頼性を確認できます。

これらの仕様は、W3CのWICGで管理されているドキュメントです。これから、まだまだ変更される可能性があります。