2020年 プロトコル標準化界隈とasnokaze振り返り (通算400記事目)

今年もたくさんの方に記事をお読みいただきまして、ありがたい限りです。

covit-19が世間を騒がしてます通り、公私ともに多くの混乱がありましたが無事年末を迎えることが出来ました。やはり、反省としてはアウトプットの質が下がったなと感じています。来年は、アウトプットをもっと出していきたいなと思います。

今回の振り返りは、例年恒例の個人活動の振り返りに加えて、IETF 標準化界隈についても触れておこうかと思います。

IETF界隈

今年はIETFの本会合は例年と同じく3回開催されましたが、いづれもオンライン開催でした

特にIETF107は3月に開催されましたが、急遽リモートオンリーになりました。そのため、いつもとは異なり初開催のWGやBoFのみの開催となりました。

その後も様々なフィードバックを踏まえ、IETF108, IETF109とリモートのみの開催になっています。遠隔での会議を円滑にすすめるため、ツール類 (humのとり方)なども改善されてきています。

IETF本会合では、実装を持ち寄ってハッカソンを行っていましたが、リモートオンリーになってもWGによってはハッカソンを行っているようです。やはり遠隔でのハッカソンはいつもに比べ難しいようです。その他、有志によって開催されるサイドミーティングも行われていましたが、その数は少なくなっています。

また、新しく出されたdraft (00)の去年比のグラフが共有されています。見ての通り、draft-00のドラフトは去年よりも少なくなっています。様々な要因があると思いますが、やはりオフラインのミーティングがないと、そこで生まれていたものが減ってしまうのかなと思います。

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とはいえ、このような状況下で国内外で標準化活動が継続して行われていること自体は、多くの方の努力のたまものだと思います。本当に素晴らしいことだと思います。

asnokaze

今年も計47記事、たくさん記事を書くことが出来ました。

先に述べたとおり、公私ともに混乱の多い年であり、今年はちょっと質が下がったなと言う気がしています。

カテゴリの累計としては下記のとおりです。"雑"カテゴリが多めですねorz

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