internet-draft
様々な組織や団体がTLSを安全に利用するためのドキュメントを出してたりする。IETFでも2015年にRFC7525 「Recommendations for Secure Use of TLS and DTLS」として、使用する上での推奨事項をまとめている。それについての詳細は、urushima先生の記事を見て…
QUICのMultipath拡張について、現在提出されている仕様と、10がつ行われた中間会議の様子を簡単に紹介する。
Google Chromeでは「Extended DNS Errors(EDE)」という仕様のサポートが検討されています。ここでは、Extended DNS Errorsを簡単に紹介します
HTTP/2の仕様の改定作業が開始されています。このhttp2bisについて紹介します
認証付き暗号 "Authenticated Encryption with Associated Data (AEAD)" の利用上の制限について、「Usage Limits on AEAD Algorithms」というドキュメントが公開されている。
GoogleのDavid Benjamin氏から「Client Hint Reliability」という提案仕様が出されています。
SSH over QUICの提案仕様について説明します。
インターネットやWebにおいて問題になっている「硬直化(ossification)」について、HTTPの例も併せて説明します。
「TLS Application-Layer Protocol Settings Extension」という提案仕様について。これは、TLSハンドシェイク中にアプリケーションプロトコルで必要なパラメータを送信するTLS拡張を定義します。
CookieのSameSite属性にFirstPartyLax、FirstPartyStrictを追加する提案仕様について、First-Party Setsと併せて解説する。
Compact TLS (cTLS)は、よりコンパクトなTLSを定義しデータの通信量を削減しています。
Cookieのセキュリティを改善するSchemeful Same-Siteと、Scheming Cookiesについて解説する。これらは、GoogleのMike Westが提案するIncrementally Better Cookiesで登場する。
GoogleやCloudflareが開発をすすめる時刻同期プロトコル Roughtimeの仕組みおよび、標準化動向について解説する。
TLS SNIの暗号化のために、ClientHelloの暗号化する方法が提案されている。その構成や仕組みについて簡単に説明する。
プロトコルの標準化の場では、自転車置き場(Bikeshed)の話がたまに出てきます。そのやり取りが面白かったので、提案仕様自体の解説にあわせて紹介します。
WebTransportという新しい双方向メッセージングプロトコルの標準化および実装が進められている。そのうち「WebTransport over HTTP/2」の仕様について解説する。
先日IETFに提出された「UUID Format Update」という提案仕様の中でUUID version 6のフォーマットが言及されている。その背景と構造について簡単に解説する。
Retry-Afterヘッダのスコープを示す、Retry-Scopeヘッダの提案仕様について。その例とともに示す。
TLSの拡張性を維持するために、未知の拡張仕様を実装が正しく無視するように「Applying Generate Random Extensions And Sustain Extensibility (GREASE) to TLS Extensibility」という仕様が長らく議論されてきました。2020年1月に無事RFC8701になったので…
HTTPメッセージに署名をするSignatureヘッダを定義する「Signing HTTP Messages」という仕様が提案されています。HTTPメッセージへの署名は、様々なところで行われていますが、それぞれ独自の方式で行われています。例えば、AWS APIを叩く際に利用する「Sign…
あまり知られていないがCookieにはPriority属性があります。最近ChromeがデベロッパーツールでPriority属性を表示するようになりました。そこで超簡単にだが仕様を紹介する。
HTTPヘッダにリストや辞書形式のようなデータ構造の定義を与える「Structured Headers for HTTP」という提案仕様について。draft-14ベースで紹介。
2021/11/24 追記、こちらもあわせてどうぞ 「HTTP PUTリクエストにContent-Rangeヘッダを付けられるか?(再開可能アップロードについて)」== HTTPリクエストは一度中断してしまうと、途中から再開することは出来ません。特に大きなファイルをアップロード…
トランスポートレイヤの性能を示すTransport-Infoレスポンスヘッダの提案仕様「The Transport-Info Response Header」が提出されています。この仕様の目的は、ブラウザでより詳しいトランスポートレイヤのパフォーマンスを取得することが目的となっており。H…
2020/06/01追記 まるっと解説記事を書き直しました asnokaze.hatenablog.com 目次 Status The Plan Versions Extensions Applications Other Things More Information 関連記事 QUICは現在IETFで標準化が進められているトランスポートプロトコルであり、HTTP…
WICGやIETFにおいて、ブラウザでIPマルチキャストのパケットを受信できるようにする「MulticastReceiver API」の議論があるようです。APIとプロトコルの概要について紹介します。
HTTP/3における優先度制御の話と、現在議論が行っ割れている新しく提案されているプロトコルバージョンに依存しない優先度制御について書きます。
リクエストに対してx-cacheレスポンスヘッダでキャッシュにhitしたか示すCDNベンダーもあります。しかし、このx-cacheヘッダは各ベンダー独自のもので標準化されていませんでした。そこでCache-Statusというヘッダをちゃんと定義する「The Cache-Status HTTP…
Fastlyの「Binary Structured HTTP Headers」という提案仕様がでています。Structured Headersの定義に基づいて、HTTPヘッダ値を直接バイナリで表現できるようになります。
blink-devメーリングリストで、「Intent to Implement: QuicTransport」として、ChromeでのWebTransport over QUICの実装の機運が高まっている。プロトコルの概要について眺めていく。