gdd2010jp で「Chrome Extension/WebApps のご紹介とアップデート」を聞いた感想。
WebAppsはまず、二種類あって
Hosted App : Webサーバー上で提供されるWebアプリケーション。利用時にはそのURLにアクセスする事になる。(chromeに限定されない)
Packaged App : CRXの形でインストールされて機能するアプリケーション。利用時には保存されているHTMLページにアクセスすることになる。(chromeのAPIを利用できるが、chromeに限定される)
ここで気になるのが、Chrome WebStoreで販売することが出来るが、そのファイルをどう保護するのかということである。
どちらの提供形態でもHTML・JS・CSSといった形で配布されることになる。そのため、一般的にコピーして第三者に配布することが可能である。
その点については、googleアカウントをOpenIDで利用することによりユーザーが購入者か判別する方法があるとのこと(License API)。
しかし、コピー出来る事には代わりがない。
そのためWebAppsの開発者はHTMLページ自体に価値を持たせないようにしなければならない。
具体的に言えば、サーバー等になんらかのリソースを保持し、課金したgoogleアカウントのみにリソースを提供する形態に限られるのではないかと思われる。ログインをして、サーバーにある個人情報にアクセスするようなサービスぐらいしか無いのではないだろうか?
今までのExtensionのように単体で価値あるものは販売することが出来ない(してもコピーを防ぐ手立てがない)ようである。
勘違い等あるかもしれません、ご指摘等あればお願いします。