この記事は古いです
コチラを御覧ください:http://d.hatena.ne.jp/ASnoKaze/20140415/1397573422
最近、SPDYの方も結構活発なようです。
SPDY/4の仕様に関すること
GoogleでSPDYの仕事をしているWilliam Chan氏が、spdy-devにSPDY/4に関する投稿をしていました(URL)。
SPDY/4ではHTTP2.0で定義された内容の一部を取り込むとしている
- connection headerの定義
- PING,GOAWAYのstream-idを0とする
- SYN_STREAM,SYN_REPYL,HEADERSフレームをHEADERS+PRIORITY,HEADERSとする
- エラーコード、エラーハンドリングをHTTP2.0と同一にする
- WINDOW_UPDATEの更新。セッションレベルでのフロー制御
SPDY/4の実装に関すること
SPDY/4の実装も進んでいます。
実際、chromeにSPDY/4a2が実装された(コミットURL)。
SPDY/4a1ではネゴシエーション出来る程度のものでしたが、SPDY/4a2では上記の変更が行われた。
ただし、「chrome://flags/」の「Enable SPDY/4」オプションはテストが終了するまで削除されるようなので、実際にchromeで試すことはまだ出来ないようだ。
一方で、googleのwebサーバもSPDY/4a2に対応しており
実際に
「openssl s_client -host www.google.com -port 443 -nextprotoneg spdy/4a2,spdy/3」
でネゴシエーションを試みると、spdy/4a2で接続することが確認できる。