アプリケーションには透過的に、復数の経路でTCPコネクションを張るMultiPath TCPが注目されている
気軽にMPTCPをUser Mode Linuxで試す方法が提供されている。
仮想マシン上でも試すことが出来、Virtual Box上のUbuntu 13.10で実際に試してみた。
setupスクリプトを実行する
wget http://multipath-tcp.org/data/uml/setup.py python ./setup.py -h
実行すると以下の様なファイルが生成される
vagrant@vagrant-ubuntu-raring-64:~$ ls README client.sh fs_client fs_server server.sh setup.py vmlinux
serverとclientを実行する
ターミナルを二つ立ちあげてそれぞれでclient.shとserver.shを実行する。(この時メモリが足りないと動作しないかもしれない)
ユーザ名とパスワードを聞かれるのでroot/rootでログインする。
クライアントは二つのインターフェースを持っている(10.1.1.2と10.1.2.2)
サーバのインターフェースはひとつだけである(10.2.1.2)
MPTCPを行う
server側でiperfをサーバモードで起動する
root@server:~# iperf -s
client側でiperfでseverにアクセスする
root@client:~# iperf -c 10.2.1.2