簡単に2018年を振り返ります。
2018年
今年も52記事を書くことができました。興味を持っていただけた記事も多く嬉しく思います。
また夢でもあった「単著の本」を出せたことも良かったと思います。
一方で、年末はあまり記事がかけてなかったのと、実際に手を動かして試したり全然出来なかったためにどうも反省点の残る年という印象が強いです。
昨年よりもここに書けることが少ないのは残念です。
300記事目
ふと現在の投稿数が299ですので、この記事が300投稿目になります。
ありがたい事に参考になったというコメントを頂くことがあります。やりたい事をやって人の役に立てるというのは幸せだなと思いました。
来年
来年もHTTP, QUIC, WICGらへんを中心に仕様を読み漁りたいと思います。実際に手も動かしていきたいところです。
まずは、次世代WebカンファレンスでHTTP/3のセッションがございます。よろしくおねがいします。
nextwebconf.connpass.com
願わくは来年も誰かの役に立てますように
記事一覧 (降順)
- QUIC,HTTP/3 の draft-17に関するメモ
- 新しいユーザエージェント表現 User Agent Client Hints の提案仕様
- HTTP over QUICと、その名称について (HTTP3について)
- QUICの話 (QUICプロトコルの簡単なまとめ)
- HTTP 418ステータスコードが予約される
- Auto Upgrade Mixed Contentとは
- NTPを暗号化する Network Time Security for NTP の提案仕様
- JS Self-Profiling API とは
- QUICの信頼性のないデータグラム拡張(MESSAGEフレーム/Datagramフレーム)
- ブラウザからシリアルポートにアクセスするSerial API
- Chrome 71で検討されている iframeへのPermission Delegation
- HTML要素からHTTP/2優先度を指定する Priority Hints が動いた
- キャッシュがHitした情報を示すCacheヘッダの標準化提案
- DNS over HTTPSサーバを見つけるためのTXTレコードの提案仕様
- Loading Signed Exchangesの仕様 (WebPackaging)
- セキュリティトークンを識別するための secret-token URI Scheme の提案仕様
- Cookieにかわる Sec-HTTP-State ヘッダの提案
- NginxでTLS1.3の0-RTTハンドシェイク (ssl_early_data)を試す
- Fetchの仕様で application/report を送信時にCORSが必要になった
- Clear-Site-Dataヘッダでブラウザに記憶されているデータを消す
- ブラウザの廃止される機能を使っていることを検知する Deprecation Reports (+ Intervention reports )
- TLS1.0, TLS1.1 の廃止する提案仕様
- Forwarding-Loop Attacks攻撃を防ぐCDN-Loopヘッダの提案仕様
- Chromeが6週間毎にTLSバージョン番号を変更していくかもしれない
- Network Error Loggingを用いたポートスキャン手法について
- Cross-Origin-Resource-Policyヘッダとは
- QUICの現状確認をしたい 2018/5 (Stream 0の再設計案などなど)
- ブラウザのネットワークエラーをレポートさせるNetwork Error Loggingが来た
- GREASE for HTTP/2 の提案仕様
- Sec-Metadataヘッダについて
- Web5Gとはなんなのか
- プロトコルにおける「堅牢性原則」は害悪か
- TLSにおけるTicketRequest拡張の提案仕様
- Cross-Origin Read Blocking (CORB) とは
- Chromeにおいて非セキュアなHTTPで送信されたCookieの有効期限を短くする議論
- ギガの減り方など、ユーザのデータプランを考慮して最適化するGoogleサービス
- HTTP Server Pushのセマンティクス拡張する、HTTP Server *ush の提案仕様
- QUICの現状確認をしたい 2018/3 (QPACK, Spin Bit, Invariants)
- ChromeがWebSockets over HTTP/2に対応したので試す (RFC8441)
- QUIC over DTLSの提案仕様
- HTTP/1.1 (RFC 7230 〜 7235) の改訂作業がはじまる
- QUICにおけるヘッダ圧縮の提案仕様 QPACK(旧QCRAM) その2 (draft-04)
- NginxがHTTP2サーバプッシュに対応したので試す
- Bundled HTTP Exchanges とは (WebPackagingの議論より)
- QUICの現状確認をしたい 2018/2 (MTU, Migration, Packet Number Encryptionなど)
- Application-Layer TLS の標準化動向
- DNSで負荷分散を可能にするLBレコードの提案
- DNS ALTSVC recordの提案仕様
- HTTP/2 クロスオリジン サーバプッシュを可能にする提案仕様
- そろそろ標準化されるHTTP/2 ORIGIN フレームについて (RFC8336)
- Amazonの人が提案するDistributed OAuthという提案仕様
- RFC 8307 WebSocketにおけるWell-Known URIの標準化